[記事公開日]2017/12/04
[最終更新日]2021/03/05
[最終更新日]2021/03/05
スリット加工では様々な単位が登場します。日常生活では目にしない単位もあり、最初は混乱しますが、慣れてしまえば簡単です。
よく使う3つの単位
当社ではスリット幅の単位は㎜(ミリメートル)を使用しています。長さの単位はm(メートル)を使用します。厚みの単位はμm(ミクロン)、もしくはmm(ミリメートル)を使用します。フィルム、金属、不織布などの業界によって使われる単位は様々ですが、一般的にスリット加工ではこの3つの単位が頻繁に使われています。
1μmってどれくらい?
1μmは0.001㎜です。1000μmは1㎜です。日本人の髪の太さは平均0.08㎜と言われています。つまり80μmということです。杉の花粉は直径30μmです。
当社では厚み2μmのフィルム加工実績がございます。
最近よく聞くPM2.5は2.5μm以下の粒子状物質のことです。2μmがいかに薄いことであるかお分かりいただけるでしょう。
ニュートンってなに?
張力の単位はkg(キログラム)が多く使われていましたが、今ではN(ニュートン)がよく使われています。1kg=10Nです。
スリット加工に関わることでは巻出張力、巻取張力、接圧、などでこの単位が使われます。